混迷を極める2021年………フィギュアのクオリティも、そして値段も上昇を続けています。そんな中、久々に買いたくなる美少女フィギュアを見つけました。ゴテゴテSFファッション+武装。そして魅惑のバニースタイル。その名も……戦闘兎 ×-10 (えっくす・てん)。
2万円前後の価格帯の製品もいつの間にか当たり前のようになってきた混迷の2021年。今やちょっとした買い物になってしまったフィギュアですが、今回は戦闘兎 ×-10の特徴、魅力を整理して予約すべきが判断するための情報をまとめました。
何千回でも言いますが、良いフィギュアは予約して買いましょう。世に出てからでは、プレミアがついて適性な価格で入手できない場合が多いです。(とはいえ、元の価格の高騰でプレミアのつき方自体は大人しくなってきた感もありますが……。)とにかく、フィギュア購入は高度な情報戦!はい覚えた!
本記事では、筆者が美少女フィギュアを長年買ってきた経験をもとに、本フィギュアの情報を整理しています。戦闘兎の購入を検討されている方は、購入すべきか否かの判断をこの記事で行えると思います。
戦闘兎 ×-10 基本情報
このフィギュアの基本情報やモチーフのキャラクターについて情報を整理しました。
基本情報・価格 戦闘兎 ×-10






実力派イラストレーター、彩樹氏が創造する新たな世界『戦闘兎』より、遺伝子操作により生まれし闇のバニーエージェント、「×-10」を立体化。戦うために進化したバニースーツのディテール、華奢な体に似つかわしくない巨大なブレード、無邪気さと残酷さをたたえた表情など、これまでのバニーフィギュアとは一線を画す世界観を1/4スケールで再現しました。また大スケールならではの布製網タイツはもちろん、各部にはクリアパーツを多用するなど、細部の質感の違いを表現。まだだれも見たことがない新たなバニーフィギュアの新境地を、その手で体感してください。
https://www.goodsmile.info/ja/product/10418/10.html
【製品名】 戦闘兎 ×-10 (サイトによっては単にx-10と記載されていることもあり、少し検索しにくいです。)
【発売予定】2021年8月
【価格】30,000円+税
【全高】約47cm
【原型制作】よこやま
【発売元】FREEing 製品ページ:https://www.freeing.co.jp/products/post-8258?ver=1
【販売元】グッドスマイルカンパニー 製品ページ:https://www.goodsmile.info/ja/product/10418/10.html
戦闘兎 ×-10の原作は?
イラストレーター彩樹氏の作品が原作
戦闘兎 ×-10の原作は、イラストレーター彩樹氏が発表しているイラストシリーズ戦闘兎です。
個人的に彩樹氏についてはこのフィギュアをきっかけに知ったのですが、かなり好みな作風です。はっきりとした体のラインでありながら、肉感を主張しすぎない。女の子の体を包むガジェットはSF風味とファッションの中間といった雰囲気。『刺さる』ってやるですね、すごく欲しくなってしまいました。(個人的に予約ずみ)
イラストシリーズ戦闘兎
今回のフィギュアのキャラクターの原作、イラストシリーズ戦闘兎はバニーコスチュームの女の子がSFな武装を纏った姿を描いた連作です。
まだ連作の数は多くないようですが、彩樹氏のTwitterで他のイラストも公開されています。
原作者の監修
原作者のイラストレーター彩樹氏は、今回のフィギュア化にかなり思い入れがあるようで、製作や監修の進捗を度々Twitter上で報告しています。
特に、平面のペイントだけではなく立体で表現された睫毛の実現にこだわっている様子。立体睫毛はかなりサイズのあるフィギュアでなければ実現は難しいものの、顔を見る角度による表情の変化が大きくなり、フィギュアならではの味わいが大きく増える要素です。
既存のフィギュアで立体睫毛を実現したマスプロ製品としては、ダイキ工業による雪姫(原作:戦国ランス)などが挙げられます。雪姫は私のコレクションの一つです。作れもしないのにガレキ版も持っています。雪姫も全高37cmの大型フィギュアでしたが、今回の戦闘兎はさらにその上を行くビッグ美少女です。
実現した立体睫毛
上記でポイントとなっていた立体睫毛ですが、見事製品版にも採用されたようです。これは購入を決断する大ポイントですよ。

グッドスマイルカンパニーのカホタンブログ。実際の画像で睫毛部分についても詳細されています。
睫毛が立体でよかった…….!
戦闘兎 ×-10のメーカーFREEing(フリーイング)について
FREEing(フリーイング) ってどんな会社?
平成18年設立の日本のフィギュアメーカーです。中国深圳市に自社工場を持っているようです。

FREEing(フリーイング)の過去作品は?
美少女フィギュアを以前から製作している会社です。下記は製品のリンク(一例)です。


FREEing(フリーイング)の製品クオリティは?
残念ながら、個人的に過去作品を買ったことはありません。
ただ、FREEingといえば、バニー! 以前から、戦闘兎と同じ1/4スケールのバニー美少女フィギュアを大量にリリースしてきた実績のある会社です。バニーフィギュアなら、ここに任せれば間違いないでしょう。
戦闘兎でもタイツ部分が実際の布でできているという大スケールならではの特徴がありますが、その辺りの実績・ノウハウも間違いなく持っていると思われます。


戦闘兎 ×-10の大きさは?
戦闘兎x-10はかなりのビッグサイズフィギュアです。耳部分まで含めた全高で47cm。どれくらいの大きさか想像つきにくいかもしれませんが、身近な物でいうと2リットルのペットボトルの高さが約30cmなので、その1.5倍の高さの美少女がお家にやってくるのです。立体物なので、高さで1.5倍の差があれば体積・存在感の差は数倍にもなるはずです。
戦闘兎 ×-10の価格は?
戦闘兎の価格は税抜きで30,000円。同じ1/4ビッグスケールのバニーフィギュアと比較しても少しお高めです。
ただ、多くのバニーフィギュアがスタンダードなバニーコスチュームなのに対し、戦闘兎の衣装は細部まで拘られたオリジナルSFデザインです。納得できる価格差と言えるでしょう。
また、相変わらず止まらないフィギュア値上げ情勢に加え、コロナ情勢下での海外生産製品のリスクを考えると、三万円が大きなお金なのは間違いないですが高いとはいえないと思います。
まとめ 戦闘兎 x-10は買い?
買っとけ。俺は予約した。場所とお金のことは後でゆっくり考えよう。
毎度直前の記事更新で申し訳ありませんが、受注受付が2021年1月20日までのようです。真剣に悩むくらい惹かれているなら、まずは予約してしまう方がいいと思います。(あまり言いたくないですが、やっぱり違ったと思ったらメルカリ等で買い逃した人に譲れば費用の回収はできると思います。その際には良心を持って値付けしてもらえると幸いです。)
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